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債券業務


貸し手が借り手に債券を貸出し、双方が合意した期間を経た後、借り手が貸し手に同じ銘柄・同じ量の債券を返済する。これが債券貸借取引です。この時、貸し手と借り手の間に立って取引を仲介するのが当社の業務です。
債券貸借市場は、空売りされた債券を手当することを目的に平成元年5月に創設されました。当社は、証券界と金融界をつなぐ中立的な立場にあって債券の取扱いにも精通していることなどから、その仲介業務がわが国で初めて認められました。
なお、平成8年4月にはいわゆるレポ取引(現金担保付の債券貸借取引)が導入されました。
当社は貸し手、借り手の双方から申込みを受け、双方の相手方として消費貸借契約をベースに債券の貸借を行います。貸し方と借り方のニーズに合った取引の成立に貢献すると同時に、双方の間は完全にブラインドになるため情報の守秘性が高く、取引相手の信用リスクがすべて当社のリスクに置き換えられるなど、多くのメリットを提供しています。なお、申込みは当日の午前中まで受けています。
また、QUICKやブルームバーグなどをとおして、気配情報を公表するなど、常に公正で安定した市場の形成に貢献しています。

ページ内目次


取引の種類

現金担保付債券貸借取引

当社は貸し手に担保金を差し入れて債券を借り入れ、借り手から担保金を受け入れて債券を貸し出します。この取引は、特定銘柄を貸借するSC(Special Collateral)取引と、銘柄を特定しないGC(General Collateral)取引とに分けられます。

普通債券貸借取引

当社は原則として貸し手から無担保で借り入れ、借り手からは担保を受け入れて債券を貸し出します。



取引条件

参加者 証券会社、銀行、系統金融機関および保険会社などです。
対象債券 当社が適当と認める国債のほかに、政府保証債、地方債および一般事業債も取り扱っています。
貸借単位 原則として額面1億円以上で1億円単位です。
貸借料率 需給に基づいて決まります。
担保 現金のほかに、当社が適当と認める株券、債券、CP、CDおよび銀行保証も受け入れており、それぞれ担保掛目を設定しています。現金担保には、一定の金利を支払います。