個性あふれる日証金の社員を
ご紹介します。


吉田 隆寛
貸借取引部 貸借取引課
政治経済学部卒/2012年入社
証券市場のプロと相対することで、自然と成長できる環境が整っている。
証券会社に対し、制度信用取引に必要な資金や株式を貸し付けるのが貸借取引部のメイン業務。日証金が「証券会社の銀行」と呼ばれるのは、この貸借取引が証券市場のインフラとしての役割を果たしているためです。貸借取引部には毎日80社近くの証券会社から借入の申込があります。申込内容は日々変化するので、それぞれの申込への適切な対応が求められます。市場を支える仕事なので、ほんの小さなミスでも結果として市場に大きなインパクトを与えるかもしれません。スピードはもちろん、非常に高いレベルでの正確性を求められるため、業務中は常に緊張しています。私は取引先の証券会社や機関投資家への営業を担当しており、当社への要望をヒアリングし、最適な解決策を提案できるように日々尽力しています。取引先の方々は証券市場のプロであり、日証金への要望も専門性が高い内容が多く、日頃から証券市場の情報収集に努め、自分なりに分析し、いつでもアウトプットできるように自らの考えを整理しておくことが重要です。証券市場のプロの方々と相対することで、自然と成長できる環境が整っています。

社外への出向で得た貴重な経験。
入社4年目に東京証券取引所に1年間出向しました。出向先ではETF・REITという金融商品のプロモーションを主な業務とし、個人投資家や証券会社の営業員へのプレゼンを担当しました。同じ商品であっても、話し方次第で相手が抱く印象が変わるため、資料の構成やプレゼンでの話し方等、社会人としての基本を学ぶ貴重な経験となりました。現在の業務においても取引先に提案する機会が多く、当時の経験がとても役立っていると実感します。
オフの時間は全力でリフレッシュ。
オフの時間も会社の方々と交流する機会は多いです。私はサウナ好きの社員の皆さんが集まるチームに所属しており、定期的にサウナ会を開催しています。少人数の会社なので上司や先輩・後輩との繋がりも深く、オフの時間の交流によって社内の業務も円滑にこなすことができています。日証金の業務内容を見ると「堅そうでつまらない会社だな」という印象を抱くかもしれませんが、良い意味で裏切ってくれる会社だと思います。


- 入社前の自分
大学時代は趣味やアルバイトに精を出す普通の学生でした。大学で経済学を専攻していたため、就職活動の際に自然と金融業界を志望するようになりました。様々な金融機関の説明会を回るなかで、証券市場のインフラとして人々の役に立つ仕事ができる日証金に魅力を感じ、この会社に入りたいと強く思うようになりました。
- 入社後の自分
オンとオフの切替が上手な方が多く、業務中は集中して働き、仕事が終わると趣味や自己研鑽に時間を使う方が多いです。少人数の会社なので自然にあちこちの部署に顔見知りができ、仕事で分からないことがあれば気軽に聞くことができ、お酒の席で話をすることも多いので、会社全体が一つのチームとして機能し、自分も会社に貢献できていると実感できる環境だと思います。
- 入社の決め手
面接を通じて「自分の話を聞き、評価してくれる会社」だと感じたことが大きいです。1次面接から1対1というのは日証金だけでした。マンツーマンなので自分が聞きたかった内容を質問でき、面接を重ねるにつれて日証金で働く自分の姿をイメージすることができました。現在、当時の面接官が上司となって一緒に仕事をしていますが、面接のときに感じた印象そのままに、日々充実した環境で仕事ができています。


濱野 真衣
貸借取引部 貸株課
工学部卒/2019年入社
情報を収集してベストな取引ができるよう努める
貸借取引部は、証券会社に対し、制度信用取引に必要な株式や資金を貸し付ける業務(貸借取引)をメインに行っている部署ですが、私の所属する貸株課では、制度の枠外で証券会社へ株式を貸し付ける業務(一般貸株取引)を行っています。貸借取引では貸付料率や貸付期間が制度で定められている一方で、一般貸株取引では様々な条件を証券会社と自由に交渉して決定します。有利な条件で取引を成立させることは簡単ではなく、株式市場に対する深い理解や様々な企業の情報に敏感であることが求められます。この部署に来てから、日頃から情報に対してアンテナを伸ばし、株式市場への影響を考える癖がつきました。また、取引の種類によっては非常にタイトな時間の中で取引を成立させなければならず、迅速かつ正確に処理することも大切です。電話1本で数億円の取引が成立することもあるので、異動したばかりの頃はミスをしないようにとかなりプレッシャーを感じていました。今でも緊張することはありますが、多くの取引を期待通りに成立させられた日には大きな達成感を得ることができます。

英語力を磨いて 取引先との関係構築に貢献
前の部署に所属していた際に、英会話学校に通って、実践的なビジネス英語を学びました。
学校を選ぶ際には、過去に通われていた先輩から詳細なアドバイスをいただき、自分にとって最適な学校を選ぶことができました。
通学するうちに、段々と気負わずに英語を理解できるようになり、海外出張先での取引先との会議や懇親会でのコミュニケーションに大いに役立ちました。
文化交流で広がる、社内の絆
夏の間、日証金にインターンシップに来てくれていた海外の留学生と後輩と遊びに行ったときの1枚です。
チャイティーをご馳走になったあと、ラーメンを食べ、タピオカを飲みながら文化の違いについて談笑しました。
留学生が来た際には社員大勢で盛大に歓迎していて、業後や休日に一緒に遊びに行ったりして、積極的に国際コミュニケーションを楽しんでいます。


- 入社前の自分
理系学部に在籍していたので、大学時代は所属していた研究室で夜遅くまで研究に没頭していました。
就職活動では、研究職・開発職をはじめに、様々な企業・職種でのインターンに参加しましたが、昔から興味のあった金融業界で、経済を支えるマーケットインフラの一翼を担い、グローバルに活躍したいと考えるようになりました。
- 入社後の自分
仕事・プライベートの両面で尊敬できる、優秀で親切な先輩や後輩がたくさんおり、困難な壁にぶつかったときも一緒に考えてくれるメンバーに囲まれて仕事ができています。
入社前に十分な金融知識がなくても、入社後に仕事をしながら学び、成長させてくれる会社だなと感じています。
- 入社の決め手
独特のカラーに縛られず、社員一人ひとりが個性豊かなところに魅力を感じました。
個々が深い知識を持ち、少数精鋭で協働して切磋琢磨する強いチームの一員として成長していきたいと思いました。


小林 洋介
金融証券営業部 証券営業課
法学部卒/2008年入社
お客様のニーズに合わせて新たな取引を創り上げる喜び
私が所属している⾦融証券営業部では、証券会社の様々な資⾦需要に合わせて融資をする業務に携わっています。本業の貸借取引は信⽤取引の決済に必要な資⾦の貸付ですが、⾦融証券営業部での融資は信⽤取引以外の⽬的で取引先の運転資⾦の需要に応えています。もちろん、同様の業務は競合他社が多いため、より魅⼒的な取引を提案できるかどうかがポイントになります。
マイナス⾦利、⾦融規制、株式決済期間短縮化(T+2化)など、⾦融を取り巻く環境が変わっていく中で、エクイティスワップ取引を⼀から検討し、実施することができました。新しい取引を実施する際にはお客様と条件を交渉することももちろん⼤変ですが、社内での理解を得ることも同じぐらい⼤変です。取引を実施するためのスキーム作りはもちろん、法律、会計、リスク、システム等様々な観点から検討を進めなければなりません。相応の幅広い知識が要求されますが、全く知らなかったことが理解できたり、試⾏錯誤を重ねていく中で、⾃分で考えて創り上げていく過程はとても成⻑を感じられ、⽇々充実感を得ています。最終的に取引が成⽴した時が最も喜びを感じる瞬間です。

充実した研修制度を利⽤し、パソコンスクールで⾃⼰研鑽
⽇証⾦には⾃⼰啓発⽀援制度というものがあり、⼤学院や各種専⾨学校への派遣がありますが、私はパソコンスクールへの派遣に応募し、1年間業務後に通いました。エクセルのVBAについて学んだのですが、現在の業務がEUC(エンドユーザーコンピューティング)で⾏っていることがきっかけでした。パソコンについては以前から苦⼿でVBAの本を読んでもあまり理解できなかったのですが、パソコンスクールでは講師に質問して⼀歩⼀歩着実に学んでいけます。まだまだVBA初⼼者ではありますが、早速業務上のファイルでマクロを組むなど、⼤いに役⽴っています。他にも英会話スクールを利⽤しましたが、研修制度を利⽤しやすいことも少⼈数である⽇証⾦ならではだと思っています。
⾬の中での東京マラソンの⼀コマ。
2019年3⽉に開催された東京マラソンに当選したことをきっかけにランニングを始めました。当⽇は10kmの関⾨で無念のタイムアップとなってしまいました。あいにくの⾬だったにも関わらず各ポイントで部署の先輩、後輩が駆けつけてくれました。その時に撮った1枚です。悔しい表情になっていますが、同僚の応援もあり楽しく⾛れました。良い趣味になったのでぜひ今後も続けていきたいと
思っています。


- 入社前の自分
⼤学時代にコーヒーチェーン店でアルバイトをしていましたが、チームで仕事をする経験にとても充実感を感じ、就職するにあたっても⾃分に合った雰囲気でチームとして働ける会社に⾏きたいと思っていました。そうした中でインフラ企業に興味を持ち、サークルの先輩から幅広い業務に携われ、公共的な役割のある⽇証⾦の話を伺い興味を持ったのがきっかけです。
- 入社後の自分
⽇証⾦は⾦融の会社なので、⾃分のように知識ゼロでスタートすることに不安がありましたが、⼊社してみると⾦融以外を専攻された⽅も多く、丁寧に教えてくださったため安⼼して業務に取り組むことができました。⾯接時の印象から変わらず社員同⼠の仲は良いのですが、ほどよい距離感で付き合えるのも⽇証⾦の良い点だと思っています。
- 入社の決め手
インフラ関係を中⼼に就職活動をしていましたが、⽇証⾦の⾯接はじっくりと⾃分の話を聞いてくれて⼀番丁寧だったのが印象的でした。就職活動をしているとどうしても会社の名前や知名度を重視しがちですが、最終的には⼀緒に働きやすいかどうかが⼀番重要と考え、⾯接の印象で⽇証⾦に決めました。


浦野 靖崇
決済管理部 決済業務課
経済学部卒/2008年入社
BCP拠点の⽴ち上げを任された経験が⾃信となり
更なる成⻑へと繋がった。
全社的な決済業務を統括する決済管理部で、私は決済業務課に所属し株式等の決済業務を担当しています。仕事内容は、⽇々の決済状況の監視をはじめ、銘柄や配当情報の管理、株式に付随する権利の管理等を⾏っています。決済業務の多くはシステムが⾃動化されていますが、何か問題が発⽣した場合には迅速な状況判断が求められるため、会社全体の業務をはじめ、外部の振替機関や清算機関の仕組みについても幅広く理解する必要があります。覚えることが多く勉強の毎⽇ですが、積み重ねた経験が⼒となり周りからの信頼という形で成⻑を実感できる⼤変やりがいのある仕事です。決済業務は「1⽇の決済を無事に終える」ことが当然の業務ですが、それは平時に限った話ではありません。証券市場のインフラとして、災害やシステム障害等あらゆる事態を想定しておく必要があります。2018年9⽉より⼤阪⽀社がBCP拠点として稼働しましたが、私は⽴ち上げメンバーに選ばれ体制構築を任されました。BCP稼働時に⾃分達がやるべきことを⽇々考え議論しながら体制構築に取り組み、様々な事態を想定した訓練を⾏いました。会社の業務継続に関係する重要な仕事を任された経験が⾃信となり、更なる成⻑へと繋がりました。

⽇証⾦の社内研修にはテーマを越えて得られるものがある。
⼊社10年⽬程度の社員を対象とした企画⼒開発研修に参加し、新規業務の⽴案とプレゼンスキルについて学びました。ゼロから新規業務を考えることは想像以上に難しく序盤から苦労の連続でした。⽴案の⽅向性が決まった後も資料を使ってどう表現し相⼿にどう伝えるか、ずっと研修のことが頭から離れない⽇々でしたが、講師の⽅や他の受講⽣からアドバイスをいただきながら何とか
やり遂げることができました。苦しい時間を共有した受講⽣の間には⾃然と⼀体感が⽣まれ、研修後に⾏われた打ち上げでの受講⽣の皆のすがすがしい表情が忘れられません。研修のテーマはもちろんのこと仲間とともに⼀つの⽬標に向かって切磋琢磨することの素晴らしさを改めて学ぶことができました。
仲間との交流が⽇常の⽀えとなり
仕事へのモチベーションにも繋がる。
⽇証⾦は少⼈数であることに加え、とても気さくな⽅が多いため、年齢に関係なくちょっとしたことがきっかけとなって社員同⼠の交流がスタートすることが多いです。気の合う仲間と昼休みにランチに⾏くことや、業務終了後に飲みに⾏き遅くまで語り合うことも珍しくなく、時には休⽇に⾃宅に招いてホームパーティをすることもあります。仕事という枠を越えたかけがえのない⼈間関係を築くこ
とができ、こういった時間は⽇常の⼤きな⽀えになるとともに、仕事へのモチベーションにも繋がっています。


- 入社前の自分
学⽣時代は、軽⾳楽部でバンド活動をしていました。グループで⼀つの⾳楽を作るため、⼀⼈⼀⼈の役割が⼤きく仲間と波⻑を合わせることも重要でした。イベントを企画する上では他のバンド仲間との関係性も⼤切なため、活動を通じて多くのことを学びました。仲間と作る⾳楽には⾃分⼀⼈では決して出せない⼒強さと喜びがあり、仕事をする上でもこういった気持ちを味わえるような会社に⼊りたいと思っていました。
- 入社後の自分
⽇証⾦に⼊社して、何度も仕事で壁にぶつかりましたが、恩師と呼べる上司、兄貴のような先輩、慕ってくれる後輩、たくさんのいい出会いがありました。⽇証⾦には周りの⼈達の期待に応えたいと⾃然に思える雰囲気があり、それが⾃分の成⻑を後押ししてくれていると実感することが数多くありました。今後は、仕事を通じて、お世話になった⼈達に恩返しができるようになっていきたいと思っています。
- 入社の決め手
証券会社に勤務していた⽗親の影響で⾦融業界に興味を持ち、⾦融機関を中⼼に就職活動を⾏いました。業界研究をする中で証券市場のインフラである証券⾦融会社の存在を知り、証券市場全体の発展に貢献する仕事がしたいと考えるようになりました。⼊社の最⼤の決め⼿は、⽇証⾦は少⼈数ならではのアットホームな雰囲気である⼀⽅、現状に⽢んじることなく新たなビジネスチャンスを掴むため挑戦し続ける会社だと感じたことです。


山﨑 千壽
資金証券部 資金課
経済学部卒/2010年入社
変化する市場と対峙―最適なあり⽅を模索する
資⾦証券部では、資⾦調達、債券貸借取引、有価証券運⽤を⾏っています。私は当初、資⾦調達業務を担当し、その後、他社に出向し債券運⽤について勉強させていただいたのち、現在は有価証券運⽤業務を担当しています。資⾦調達業務は、他部署の先々の資⾦ニーズを聞き取り、資⾦を⼿当てすることが主な仕事です。会社全体の資⾦の動きを把握し、資⾦繰りをコントロールする役割を担っています。⼀⽅、有価証券運⽤業務は、債券、株式等の保有を通じて、運⽤収益をあげることが⽬的です。市場⾒通しを⽴て、運⽤⽅針を決定し、それに沿って、当社のポートフォリオを運⽤・管理すべく、市場動向をウォッチしながら、取引の好機を捉えてゆくことがこの部⾨の役割です。取り扱う⾦融商品が増えており、前提として理解すべき事柄は、⾦融知識はもちろん、会計、規制、リスクなど幅広いものがあります。情報収集し、起こりうるシナリオを想像し、最適なあり⽅を模索していくことは終わりのない⼤変な作業ですが、広がりと奥⾏きのある業務だと感じています。

基礎から実践まで多様な学習機会があります
社内弁護⼠による⾦融商品取引法勉強会、⾦融法務研修は当社ならではのありがたい研修機会だと思います。基礎編、実務編と、当社の業務に即した内容で、ケーススタディーなども多く紹介していただきました。私はこれまで法律を体系的に学んだことがなかったのですが、考え⽅や読み解きのコツなどを教えていただき、⼤変勉強になりました。業務外では、興味ある分野の通信講座を受講したり、⾃⼰啓発制度を利⽤して英会話学校に通ったりしました。英会話学校は実際に通われた先輩にお話を伺い応募を決めたのですが、通学中もアドバイスをいただき⼼強かったです。
会社全体が⼤きな家族のような、
そんな温かい雰囲気のある会社だと 感じています
⼊社後、決済部⾨、貸株部⾨を経験し、現在3部署⽬ですが、どの部署でも、業務に慣れずにいるときに、周りの⽅が助けてくださり、私の理解に合わせて教えてくださり、アドバイスくださりと、とてもありがたい環境においていただきました。いつか⾃分が伝える⽴場になったときに、そのようになれたらと思います。業務外でも、⾷事会やコンサートや歌会など、楽しいイベントに参加させてもらっています。有志での勉強会もあり、部署を越えた議論に刺激を受けています。


- 入社前の自分
⼤学時代は、経済学も⾦融もどこか無機質でとっつきにくい印象を持っており、⾦融業界に⾝を置くことに不安も感じていました。就職活動中は様々な業界の説明会を受けながら、社員の⽅のお話を伺いながら、志望を固めていきました。
- 入社後の自分
業務を通じて、⾃分の仕事がこのように繋がっていくのだということを教えていただき、漠然とした⾦融のイメージに実感が伴っていくとともに、”⼈”との繋がりで成り⽴つ部分の⼤きさを感じました。社内のネットワークと、取引先の⽅々との「つながり」を⼤切に、業務に取り組みたいと思っています。
- 入社の決め手
説明会や⾯接でお会いした⽅々が温かく、私もこのような⽅々と⼀緒に仕事ができたらという思いが強くなっていきました。⼤学の先輩が多くいらっしゃったことも嬉しく感じました。