CULTURE

働く環境と文化

成長を後押しする風土
日証金は
なぜ成長できる?

日証金は、社員一人ひとりが、証券市場で重要な役割を担い続ける必要があるため、教育環境を整えています。また、社員が少数であることから、若手のうちから業務を任せ、育てる価値観が醸成されています。同じく高い志を持つ社員と共に学び、業務に活かすことで、成長を実感できる環境があります。

そんな環境の中で
成長した
先輩社員の声

入社直後から市場に影響を与える業務に関わらせてもらいました。もちろん最初は不安もありましたが、上司や先輩が“任せてくれるけど放置しない”絶妙な距離感でサポートしてくれたことで、着実に知識と経験、そして自信を身につけることができました。若手の挑戦を前提とした風土が、ここにはあります。

最初は金融の専門知識に圧倒されていましたが、社内研修や先輩との対話を通して「わからない」ことがどんどん「もっと知りたい」「自分もやってみたい」という前向きな気持ちに変わっていきました。一人では決して得られなかった気づきや視点を、周囲との関わりを通じて身につけられる環境だと実感しています。

ある業務改善提案を上司に褒めてもらったことがきっかけで、「もっと貢献したい」「もっと深く業務を理解したい」と思うようになりました。それまでは“与えられた仕事をこなす”意識でしたが、自分から動き出すようになってから、仕事が一段と面白くなりました。小さな努力も見逃さず、認めてくれる文化があるからこそ、成長意欲が自然と高まります。

入社3年目で初めての部署異動を経験し、自分が思っていた以上に知識や視野が広がっていたことに気づきました。これまでの経験が活きた瞬間でもあり、「育ててもらっていたんだな」と実感したタイミングでした。異動やローテーションも“人を育てる仕組み”のひとつとして、戦略的に機能している会社だと思います。

総合能力開発体系
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主な研修制度
  • 新入社員研修

    入社1年目の4月と10月に、新入社員を対象に研修があります。4月は、社会人としてのマナーや当社の社員としての基礎を学び、10月の研修では、当社の業務について、より深い内容を学びます。また、箱根にある当社の保養寮での合宿もあり、同期の絆が一層深まります。

  • 証券アナリスト取得
    バックアップ研修

    当社では、財務・会計・金融工学の基礎知識の習得を目的として、入社3年目までの「証券アナリスト1次試験」の合格を推奨しており、そのために、対策講座の受講等、万全のバックアップ体制を敷いています。

  • 英会話学校派遣

    英語力を伸ばしたい人に対しては、英会話学校に派遣する制度があります。ビジネス英語教育に定評のある学校との提携によるマンツーマンレッスン等を通じて、グローバルなビジネスに対応する視野と能力を身につけてもらうことをねらいとしています。

  • 金融法務研修

    通信教育を受講し、民法、会社法の基本的な考え方を学んだうえで、当社社内弁護士による「金融商品取引法」等の証券関連法規についての講義を数十時間にわたって受講し、必要な知識を学ぶ機会を設けています。

  • 専門職大学院(MBA等)派遣

    業務終了後に2年間、夜間大学院に通学し、MBAをはじめとする専門職学位の取得を目指す制度です。対象大学院は、早稲田大学大学院 経営管理研究科、一橋大学大学院 経営管理研究科、一橋大学大学院 法学研究科、立教大学大学院 経営学研究科、法政大学大学院 経営学研究科 人材・組織マネジメントコースなど、多岐にわたります。
    経営・法務・広報・事業開発・人材開発・サイバーセキュリティなど、各分野における高度な専門知識を体系的に習得できます。通学にかかる費用は、すべて会社が負担し、社員の挑戦を全面的に支援します。

  • 資格専門学校派遣

    難関国家資格試験の勉強を通じて、法務・財務・税務・経営等にかかる高度な専門知識を身につけ、業務遂行能力の一層の向上を図ることを目的に、資格学校への派遣を行っております。対象の資格試験は、司法試験、公認会計士、税理士、不動産鑑定士、中小企業診断士、CFA(米国証券アナリスト)など多岐にわたっています。

  • 金融工学専門学校派遣

    金融商品の仕組みがますます複雑になる中で、高度な金融商品の運用手法やリスク管理方法について専門的な知識を身につけたいという人を対象に、金融工学専門学校へ派遣しています。

  • チャレンジ枠

    当社が用意したプログラムに加え、社員自身が選定した通学型スクールや学習サービスへの参加も可能です。業務との関連性が認められるものであれば、会社が費用を全額負担し、挑戦を全面的にサポートします。
    一人ひとりの「学びたい」という意欲を尊重し、自律的な成長へのチャレンジを全力で支援する制度です。

  • 海外トレーニー、
    他社への出向

    約1年間の大手邦銀の海外支店への研修派遣に加えて、他の金融機関への出向等の「武者修行」の機会を設け、広い視野の養成や総合的な人間力の向上を図っています

経験者の声
  • 英会話学校派遣

    海外取引がある部署に異動した際、英語力に対する不安が大きかったのですが、英会話学校派遣制度を活用することで、実践的な英語スキルとビジネスマインドの両方を鍛えることができました。今では海外の取引先とも自信を持ってやり取りできています。

  • 専門職大学院(MBA)派遣

    MBA派遣制度を利用し2年間ビジネススクールで学びました。財務・戦略・組織といった体系的な知識を吸収することで、日々の業務に対する視座が変わり、会社全体を“経営の視点”で捉えられるようになりました。復職後はプロジェクトの推進役を担う機会が増え、挑戦の場も広がります。

  • 海外トレーニー

    海外トレーニーとして邦銀のロンドン支店に1年間派遣されました。語学力だけでなく、価値観やビジネス慣習への理解、そして異文化に対応する柔軟性を養うことができました。グローバルな視点を持ちながら国内業務にも新しい視座を持ち込めるようになったと感じています。

1年間の成長フロー
  • 4月
    2週間の新人研修からスタート

    入社後すぐに行われる新人研修では、各部門の先輩社員が講師となり、業務内容や役割について丁寧に説明します。実際の現場で活躍する社員の話を聞くことで、業務への理解が深まるだけでなく、社内のさまざまな部署に知り合いができる貴重な機会にもなります。
    2週間の新人研修を終えると、いよいよ各部門へ配属されます。最初は不安もあるかもしれませんが、配属先には年次の近い先輩社員がいるため、わからないことも気軽に相談できる環境が整っています。
    業務はOJT(On-the-Job Training)形式で進められます。OJTとは、実際の業務を通じて仕事を学ぶ育成スタイルのことで、日証金では先輩社員がマンツーマンで丁寧に指導します。マニュアルだけではわからない“現場の判断”や“仕事の進め方”を、日々の業務の中で自然に身につけていくことができます。失敗しても、大丈夫。そこから学ぶことが成長につながります。

  • 6月
    チームに馴染み、
    初めての達成感を味わう

    配属から2カ月が経ち、少しずつチームの一員としての自覚が芽生えてくる時期。先輩社員のサポートを受けながら、任された業務を一人でやり遂げる経験も増えてきます。「自分の力で仕事を進められた」という達成感が、次の成長へのモチベーションにつながります。
    また、チーム内でのコミュニケーションも活発になり、職場に居場所を感じられるようになります。
    また、この時期から日証金のメンター制度による交流がスタートします。異なる部署の先輩社員がメンターとして、2か月に1回程度の頻度で、カフェなど社外の落ち着いた場所で仕事やプライベートの相談に乗ってくれます。業務で関わる機会が少ない先輩社員と話をすることで、視野が広がり、新たな気づきや刺激を得られる貴重な時間となっています。

  • 10月
    フォローアップ研修 in 箱根

    入社から半年が経ち、再び新入社員全員が集まる「フォローアップ研修」を実施します。
    4月の研修では業務の“概要”を学びましたが、今回は実務経験を踏まえて、より深く、広く仕事を理解する内容にステップアップ。各部門の先輩社員が再び講師となり、実際の業務に役立つ知識や考え方を教えてくれます。
    研修の最後には、参加者一人ひとりが自分の担当業務についてプレゼンテーションする時間もあり、少し緊張しながらも、自分の成長を実感できる場になります。会場は、当社が所有する箱根の保養所 。この箱根での宿泊研修は、当社の伝統的なイベントですが、同期との絆を深めながら、次のステップに進む自信を得られる特別な機会です。

  • 12月
    業務の背景や意義を考えられるように

    10月のフォローアップ研修を経て、仕事の流れや全体像がつかめるようになったこの時期。
    日々の業務にも慣れ、「なぜこの業務が必要なのか」「どうしてこのやり方なのか」「取引先が求めていることは何か」といった背景や意義を自然と考えられるようになります。
    ただ作業をこなすだけでなく、自分の仕事が会社や社会にどう役立っているのかを意識することで、仕事への向き合い方にも変化が生まれます。少しずつ、自分から動けるようになり、主体的に取り組む範囲が拡がっていきます。

  • 3月
    自律的に考え、
    後輩の目標となる存在へ

    1年間の経験を通じて、仕事の流れが自然と身につき、効率よく進められるようになります。
    また、この頃には、業務効率化や改善のアイデアも積極的に提案できるようになります。
    自分の成長を実感するとともに、4月から入社する新入社員にとっての「目標となる先輩」としての自覚も芽生えます。1年前は教えてもらう立場だった社員が、今では教える側に。成長のバトンが次の世代へとつながっていきます。