CULTURE

働く環境と文化

#02
先輩社員対談
みんなはなぜ日証金?
支え合い、認め合い、高め合う。
“顔が見える”職場で、確かな一歩を。
Cross talk
Member
  • 宇佐見 晃輝
    資金証券部 債券営業課
    法学部卒 2024年入社
  • 川口 千遥
    貸借取引部 貸株課
    経済学部卒 2024年入社
  • 佐々木 玲應奈
    資金証券部 債券営業課
    法学部卒 2011年入社
  • 水橋 侑里
    資金証券部 業務管理課
    商学部卒 2016年入社
Q1
就職活動で大切にしていた事は?
川口

大学で勉強していくうちに金融業界に興味を持ち、就職活動では金融業界に絞って取り組んでいました。金融業界の中にも、様々な業種がありますが、大学で研究していた内容が株式市場関連のものでした。勉強したことが活かせるように、マーケットに近いところで働きたいと思って、マーケットインフラやアセットマネジメント会社などを見ていました。

宇佐見

私も金融業界を中心に就職活動を行っていました。この業界は、常に変化が起きるので、学び続けられると思いました。長く働ける環境や少数精鋭という点も企業選びのポイントにしていました。

水橋

私は、ふたりとは少し違って、あまり業界を絞らずに幅広く見ていました。金融系の企業に加え、リサーチ会社や不動産会社、人材系、コンサル会社も調べていました。企業のWebサイトやナビサイトだけでは、その企業のことを知るには限界があると感じて、社員座談会のようなイベントに積極的に参加し、できるだけ社員の方々と会ってお話しすることを心掛けていました。もちろん、当社の座談会にも参加しました。

川口

私たちのときには、ワークショップ形式の就活イベントもあり、私はそれに参加をしました。

佐々木

私のときにはなかったイベントですね。どんな内容でしたか?

川口

人事が1日のスケジュールを切り口に、当社の業務を説明してくださる内容だったと思います。他の金融機関にはないユニークな事業内容や、仕事とプライベートの両方を充実させている社員が多いという話に魅力を感じました。

水橋

やっぱり実際に会って話を聞くってすごく大切ですよね。私も当社の座談会で、普段の業務内容、社員の雰囲気、有給休暇の取りやすさなど、色々な話を聞いて志望度が高まりました。私の場合は、転勤がほぼないこと、産休育休の利用率の高さや、残業が少ないこと、徒歩圏内に独身寮があるなど、働く環境が整っている点も入社の決め手になっています。

宇佐見

私も会って話す事は重要だと思います。会話を通して、働くイメージがよりリアルなものになっていくこともありますよね。佐々木さんは、どうして当社を志望したのですか?

佐々木

大学では政治学を専攻していて、ゼミでは社会をどう良くしていくかについて研究をしていたので、公共的な役割を通じて広く社会の役に立てる仕事に興味があったんだ。当社は民間企業でありながら、マーケットインフラとして高い公共的役割を果たしている点がとてもユニークに感じ、会社説明会に参加してみた。先輩社員たちと会話をする中で、少数精鋭で、社員全員が証券・金融市場の発展に貢献したいという高い使命感を持っていることが伝わってきたんだよね。自分もその一員となって、市場の発展に貢献したいと思ったのが、志望したきっかけかな。

Q2
どんな業務に携わっていますか?
宇佐見

私は資金証券部債券営業課という部署にいます。債券を借りたいお客様と貸したいお客様の間に立ち、取引を仲介する業務を担当しています。なるべく低いレートで借りたいお客様と、できるだけ高いレートで貸し出したいお客様の双方が納得するレートを提示することが腕の見せ所です。

佐々木

私も宇佐見さんと同じ課にいるので、その難しさがよくわかる。借り手は安く借りたいし、貸し手は高く貸したいという真逆の要望を持っているから、レートを決めるのが本当に難しい。だから、社内の誰かが良い取引を成立させると「ナイストレード!」「さすが!」といって褒めあっています。

水橋

そうそう、「ナイストレード!」って声がよく聞こえてきますね。

佐々木

債券営業課は取引が難しい分、みんなで支え合う雰囲気があるのかも。

宇佐見

気持ちの面だけでなく、細かい声かけやチャットツールを利用して、誰か一人に業務が集中しないように周りに気を配りあっているのも、この課の良さだと思っています。僕はまだまだ助けてもらうことが多いですが。

水橋

いい雰囲気ですよね。私は、宇佐見さん、佐々木さんと同じ資金証券部で、業務管理課というチームに所属しています。ミドルバックと呼ばれるポジションで、債券営業課のみなさんが約定した取引の処理が滞りなく進むように、取引先との約定の照合、決済状況の確認などをおこなっています。

川口

私はフロントとミドルバックを担当しています。所属している部署は、貸借取引部貸株課という所で、証券会社に対して株式を貸し出す取引(一般貸株取引)をしています。
一般貸株取引の主なニーズはフェイルカバーです。
少し説明すると、日本株は、売買が成立した約定日から2営業日後(T+2)に受け渡しが行われます。この日に株を渡せないことをフェイルと呼び、ペナルティが与えられます。オペレーションミスなどの理由で、渡株決済日当日に手元に株式がない場合に、ペナルティ回避のため、代わりの株を調達することをフェイルカバーと言います。

水橋

なるほど、それってかなりスピードが求められる業務だよね?

川口

そうなんです。この取引は当社が証券会社から申込を受けた当日に受け渡しを行うT+0(ティーゼロ)取引で、とにかくスピードが求められます。タイムリミットは13時なので、正確さとスピード感がこの業務の命。はじめのころは、先輩社員の作業速度についていくのが大変でした。

水橋

正確さとスピード感の両立って難しいよね。私もそのバランスに苦戦していた時期があるな。川口さんにアドバイスをするなら、業務の優先順位を意識するといいかも。業務にかかる時間やタイムリミットから逆算して、順番をつけて、ひとつずつ集中して取り組むのが安全だと思う。

川口

ありがとうございます、今度早速試してみます!

Q3
実際に働いてみて、日本証券金融はどんな会社ですか?
川口

職場の雰囲気としては、全員で協力して業務を進めようとする空気があり、若手も仕事がしやすい環境だと思います。また、1年目から様々な業務に携わらせてもらえる機会が多くて、経験値を多く積めるのが、少数精鋭の当社ならではの特色かなと思います。

佐々木

長く働いている社員が多いから、部署が変わっても顔見知りや人となりを知っている人ばかりで、コミュニケーションがとりやすいのはありがたいなと思ってる。自然と同期との付き合いも長くなるし、「彼、資格取ったらしいよ」「試験に合格したらしいよ」という情報も入ってきて、自分も頑張らないといけないなあと刺激になる。

宇佐見

同期から刺激を受けることは、自分もあります。同じ取引に携わることがあり、流れを一緒に確認したり、それぞれの立場で気をつけるポイントを伝えあったりすると、「同期なのにすごくしっかりしている!」と感心することもあります。

川口

たまに寮で勉強会を開くと、同期の教え方がとてもわかりやすくて、感心しちゃうことはあるね。

水橋

同期と勉強会をやっているの?私の代にはなかったけど、良い習慣だね!私が思う当社の良さは、少人数だから顔見知りの方が多くて、自部署・他部署問わず気軽に質問・連絡しやすいところかな。

佐々木

雰囲気の良さは自分も感じてる。誠実で、周りの人達と良好な関係を築けるような優れた人柄を持つ人が多い印象。そういう人柄の良さが、ビジネスにおいてもプラスに働いていて、当社の「働きやすい」環境に繋がっているんじゃないかな。

水橋

人間関係からくる働きやすさに加えて、制度面でも働きやすいですよね。私の課では週2回程度在宅勤務を行えるようシフトを組んでいます。メンバー間のやり取りは、チャットやメール、オンライン会議、電話など色々あるので、在宅勤務でも疎外感なく働けています。

Q4
今後の目標は?
佐々木

これまで様々な分野のフロント業務に携わってきた経験を活かし、国内外の取引先の多様なニーズに、的確に応えていけるようになることです。そのためには、今よりも更にアンテナを高め、取引先が真に必要とすることを正確に把握し、最良の解決策を提示していくことが必要になると感じています。また、日本の市場がグローバルで遅れを取ることがなく、常に魅力的な存在であり続けるために、世界でスタンダードになりつつある新しい取引にも積極的に取り組みたいですね。当社が日本の市場を牽引していくという気概を持ち、挑戦する心を大切にしながら働いていきたいと思っています。

川口

私のこれからの目標は2つあります。まず1つ目は「頼られる人になること」です。OJTで指導を担当してくださった先輩や部署の先輩たちにたくさん頼ってきたので、今度は私が頼られる人になり、後輩たちを支えていきたいと思っています。

佐々木

2つ目は?

川口

2つ目は「自己研鑽」です。様々な社員と話していく中で、こうしたスキルを身に着ければキャリアの選択肢につながっていくのかというところが見えてきました。例えば、英語のスキルがあれば海外で経験を積める、プログラミングの知識があれば、様々な案件に携われます。今後は、自己啓発支援制度などを活用して様々なスキルを身に着け、キャリアの選択肢を広げられるようになりたいと思います。個人的には、ジェネラリストのように会社全体を広い視野を持って見られるような存在になりたいです。

水橋

私は、海外の取引先と英語でやり取りする機会が増えてきたので、社内の能力開発制度を利用して、語学力を今よりも伸ばしたいと思っています。キャリア的な観点で言えば、フロント部門や興味のある経理部門を経験してみたいです。様々な部署を経験する中で、自分に合った場所を見つけて専門性を高めていければと思っています。

宇佐見

では最後に自分が!
ジョブ・ローテーションで、いくつかの部署を経験して、日本証券金融という「生き物」を知り尽くしたいです。そして、自分の強みを見つけ、会社の変革にも貢献していきたいです。そのために、日々、あらゆる方面へ興味関心を持つことを大切にしていきたいです。

Message
宇佐見 晃輝

就職活動では、自分の言葉で自分自身を語れるようにしておくといいと思います。当社なら、その言葉からあなたがどう活躍できるのかを、一生懸命考えてくれると思います。面接官とのコミュニケーションを通して「日証金っていいな」と、思ってもらえたらとてもうれしいです。

川口 千遥

当社の面接は、就活生一人ひとりと向き合ってくれている印象でした。どの面接も緊張すると思いますが、是非、肩の力を抜いてありのままのご自身の姿で社員とお話ししていただければと思います。

佐々木 玲應奈

金融の中でセキュリティファイナンス分野は極めて重要で必要不可欠であるにも関わらず、一般的にはそこまで知られていない分野です。だからこそ、誰もが最初は初心者で、スタート地点は皆同じところから始めることができます。当社の充実した研修制度を活用しながら成長し、マーケットのプロフェッショナルになってみませんか。

水橋 侑里

仕事も大事だけどプライベートの時間も確保したい、全国転勤は避けたい、チームプレーが得意…どれか一つでも思い当たったそんな方には是非、まずは当社にエントリーしていただき面接を受けてみることをおススメします。これも何かのご縁だと思います。今後一緒にお仕事できる日を楽しみにしています。