
債券貸借取引は、金融機関や証券会社が行う国債をはじめとする債券の貸借取引を仲介する業務です。日証金が間に立つことで、債券ディーラーたちは自社の債券・資金ポジション等を競合他社に知られることなく、必要な債券を調達したり、ロングポジションの債券を貸し付けることなどができます。債券貸借取引業務は、債券流通市場の流動性を高めるとともに、資金調達手段としての債券発行市場の機能を支えています。

マーケットの
見通しを立てる
日銀金融政策や金利状況等から国債マーケット状況と今後の見通しを自分なりに整理する。

取引先のニーズを確認
取引先が必要としている債券の銘柄、取引の期間やレート、資金の運用、調達ニーズ等を確認。

各取引先と
条件について交渉
各取引先と交渉し条件の優先順位を確認。貸し手と借り手のニーズが合致する適正レベルの条件を探る。

取引先間の約定成立
貸し手と借り手、双方のニーズを正確に確認し、条件が合ったものについて交渉を進めて約定。