
資金証券部資金課では、日証金の貸借取引や各種融資業務に必要な資金を、主にコールマネー、銀行借入、コマーシャル・ペーパー(CP)発行という3つの手段により調達しています。資金調達にあたっては、コストの最小化を図るべく、調達必要量の予測に基づいて期間や利率など最適な資金調達の組み合わせを決定します。資金調達以外にも資金調達に必要となる国債担保の管理、さらに複数の銀行にある預金残高の日々の調整など、資産と負債のバランスを見据えた日証金の金庫番ともいえる重要な機能を担っています。

業務に必要な資金を把握
無駄なく、確実に資金を調達するために、業務に必要な資金の金額を正確に把握する。

資金の調達先と約定する
コストを抑える調達を意識しつつ、インターバンク市場からコール取引という方法で資金の出し手と約定。

決済までの事務処理を依頼
約定後、調達した資金の決済が確実に完了するよう、バック部門の担当者に事務処理を依頼する。

決済の終了を確認する
決済に必要な事務処理が完了し、資金決済が実際に行われたことを確認する。