日証金が行う融資や有価証券の貸付は、約定の後、決済をもって完了します。決済管理部では、日本銀行のほか各決済機関とを結ぶネットワークシステムを利用して、資金、国債、株式等の決済の実行や状況把握のほか、貸付にあたって受け入れた有価証券担保の管理を行っています。また、配当金や新株予約権といった株式に付随する権利の管理も行っています。毎日発生する多種・大量の決済を迅速・確実に行うことで日証金は市場から高い信用を得ています。

WORK FLOW

約定した取引や担保の決済

すべてのフロント業務で約定した取引や付随する担保取引の決済状況をシステム上で監視。

受け入れた有価証券の
残高管理

決済後、取引先から受け入れた担保等、有価証券の残高を管理。担保価値減少時には追加差入を依頼。

有価証券の権利を確定

配当金や新株予約権等の権利が本来の株主に付与されるよう、株主確定日を意識し権利保全業務を行う。

配当金等の権利処理

権利保全した結果、株主が受け取ることのできる配当金や新株について権利処理事務を行う。